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Winter’24「Account Engagement」の7つのアップデート紹介Column
2023.11.07

2023年10月15日にAccount Engagementの機能が
アップデートされました。
今回アップデートされた7つの機能について
ご紹介させていただきます。
※詳細はリリースノートをご確認ください!
①ランディングページやフォームのiframe へのアクセスを制限
ifreamを使用した、ランディングページやフォームを表示できる「ドメイン」の制限ができるようになりました!
下記のような時に使えるようになります!
- 他サイトにiframeで埋め込まれるのを抑止したい
- 特定のドメインにだけiframeでの埋め込みを許可したい
iframe を「完全に制限」、「特定のドメインに対してのみ iframe を許可」、「制限なし」の設定ができます。
※Winter24リリース以前の導入の方は「OFF」になっているので、制限をかけたい場合、「設定」が必要です。
②Optimizer
機能ごとのプロスペクトの変更履歴の量を確認できるようになりました。
赤枠をクリックすると、詳細ページに遷移します。
どの機能に対してどれくらいの変更が行われたが表示されます。
日付フィルタで、確認したい範囲を変更することもできます。
③ビジターレコードを削除することにより一時停止中の見込客の復元(11/06時点:リリース前)
見込客がbotのような行動をすると一時停止するので、それを解除することができます。
④Engagement Studio
Engagement Studioのメール配信の待機が「2〜8時間」の時間単位で設定が可能に!
今まで、アクションでメール配信を設定する際に、待機期間が「日単位」でのみしか設定できませんでした。
例えば、ファイルへのアクセスがあったら、メールを送るなどのシナリオの場合、「即時」か「1日以上」待機してから、メールを配信することしか出来なかったので、さらに使いやすくなりました!
※時間指定ができるのは「メールを送信」のアクションに対してのみになります!
⑤メールドメインの検証の確認
Spring’23より、Account Engagementで「検証」されていないメールドメインからのメール送信ができなくなりました。(使えるようにするのは、メールドメインを登録して「検証」する必要があります。
今回のアプデートで、テンプレート上で、使用できないメールドメインがわかるようになりました!
ユーザーのメールアドレスを変更するか、メールドメインを登録して検証を行えば、送信できるようになります!
⑥ビジターレコードの削除(11/06時点:リリース前)
プロスペクトにならなかった、過去にアクションがあったビジターのアクティビティを削除できるようになりました。
理由: ほとんどの場合、高レベルの活動はボットによるものなので、プロスペクトを削除することが最善策です。しかし、長年の顧客の場合や、テスト目的で見込み客を使用している場合は、この機能を使用することでその見込み客レコードでの処理を継続できます。
方法: 見込み客のレコードの [訪問者] タブで、[ツール] メニューを使用して活動レコードを削除します。日付を選択するときに、見込み客の状況プレビューを確認して、見込み客を復元するのに十分なレコードが削除されることを確認します。また、訪問者レコードの残りの数、削除中の数も確認できます。
ビジターレコードに関するヘルプページ
⑦API機能(11/06時点:リリース前)
新しいダイナミックコンテンツエンドポイント
ダイナミックコンテンツエンドポイントのサポートが追加されました。
最適化されたエクスポート大容量のエクスポート処理速度が向上しました。
ID 配列によるクエリID 配列によるクエリのサポートが追加されました。
API Version 5 for Flow を使用したマーケティングアセットのコピー
Salesforceフローを使用して、マーケティングアセットのビジネスユニット間でのコピーや、SandboxからAccount Engagement本番環境へのコピーが可能になりました。
SandboxからAccount Engagement本番環境へのフローの設定は不要で、既に用意されているサンプルを利用することができます!
ダイナミックコンテンツエンドポイントの詳細ヘルプページ